CLAUDE.md ー 毎回同じ口頭説明、ついに卒業した

Closed book on table with floating digital folder icons representing knowledge categories

カテゴリ: 設定・インストール 公開日: 2026-04-24

このブログについて: 開発経験ゼロの私(セルシー)が Claude を毎日1つ試して記録する学習ブログ「zeroCC」です。


あれ、これだったのか

「口調はやわらかめで」「コードは書かないで」「日本語で返事して」。
私はこの3行を、3日連続でClaudeに口頭でお願いしていた。
3日目に思い出した。「これ、ファイルに書いておけるやつなんじゃ?」

そのファイルが CLAUDE.md だった。


結論マップ(ビフォー/アフター)

改善前(Before) 改善後(After)
毎回チャットの冒頭に「日本語で・優しく・コードは省いて」と打ち込む プロジェクトを開いた瞬間、Claudeが既にそのルールで動いている
Claudeが急に英語で返事してきて「あれ?」となる 口調も言語もブレない。プロジェクト全体で一貫する
「言ったよね?」と何度もリマインドする手間 1回書いて保存。そのあとは存在を忘れていい

これが本体

CLAUDE.md(クロード・ドット・エムディー)は、Claudeに毎回読ませたい指示を書いておくテキストファイルだ。
拡張子の .md は「マークダウン」。名前だけ強そうだが、要は見出しが書けるだけのただのメモ。メモ帳でもVS Codeでも開ける。身構えなくていい。

公式ドキュメントの言い方を借りるなら、毎セッション開始時に自動で読まれる、Claude宛の置き手紙
枕草子なら「春はあけぼの」のあたりに「敬語多め」って書いておくイメージだ(清少納言、ごめん)。
口頭で毎回お願いしていたことをファイルに書き写すだけで、Claudeはそれを前提にして話し始めてくれる。

しかも置き場所が用途で使い分けられる。

  • ~/.claude/CLAUDE.md … 全プロジェクト共通の自分ルール(要は私の取扱説明書)。口調・言語・禁止事項などをここに書く
  • プロジェクト直下の CLAUDE.md … そのプロジェクトだけのルール(このフォルダ独自の方言)。チームで共有もできる
  • @path/to/file 構文での import … 別ファイルを CLAUDE.md から読み込む書き方。長くなりがちなルールを別ファイルに分割できる(昔は CLAUDE.local.md というローカル専用ファイルもあったが、現在は import 構文が推奨されている)

これらは作業フォルダから上の階層に向かって順に読み込まれて、まとめてClaudeに渡される。「全体ルール+プロジェクト固有ルール」をきれいに分けて書ける。


とりあえずやってみる

迷いどころを全部スキップした最小手順がこれ。

  1. プロジェクトの一番上のフォルダ(自分が作業しているフォルダ)を開く
  2. その中に CLAUDE.md という名前の空ファイルを作る(メモ帳で「名前を付けて保存」でOK)
  3. 「Claudeに毎回伝えていたこと」を3〜5行書く(ここで完璧主義が顔を出すが無視。ファイル名すら最初に間違えた私が言うんだから間違いない)
  4. 保存して、Claude Codeを開き直す(または新しいセッションを始める)
  5. Claudeに「今回のルールわかってる?」と聞いて、書いた内容を返してくれたら成功

ポイントは 「毎回伝えてた1行」を1つだけでいい こと。完璧を目指して長文を書こうとすると、たいてい書き終わる前に挫折する。私は最初の1行を書くだけで5分粘った。原稿用紙を前にした夏休み最終日の小学生だった。


動いた設定をそのまま

私が試しに作った、架空の「旅レシピ管理」プロジェクト用の CLAUDE.md がこれ。中身は本物のテキストとしてそのまま動く。

# 旅レシピ管理プロジェクト
このフォルダは、旅行先で食べた料理を再現するためのレシピメモ集です。
## 私の好み
- 返答は日本語で。専門用語が出たら必ず1行で意味を補足してください
- 文字数は1メモあたり300字以内におさめる
- 材料の分量は2人分を基準にする
## ファイルの場所
- 完成したレシピは `recipes/` フォルダに `国名_料理名.md` で保存
- 試作中のメモは `drafts/` フォルダに置く(公開前なので触らないで)
## やらないでほしいこと
- レシピの手順を勝手に省略しないでください
- 「お好みで」など曖昧な表現は使わず、数値で書いてください

💡 ポイント: 見出し(##)で「好み」「ファイルの場所」「やらないでほしいこと」を分けると、Claudeが「該当箇所だけ」を意識して動いてくれる。長く書くより、見出しでの分類のほうが効く。


最初で詰まった4つ

  1. 置き場所を間違えた … デスクトップに置いて「読まれない!」と騒いでいた。CLAUDE.md作業しているプロジェクトフォルダの直下 に置かないと反応しない。場所を変えただけで治った。
  2. 長すぎて自分が読めなくなった … 良いことを書こうとして30行を超え、自分でも何を書いたか覚えてなかった。ファイル全体が毎セッションで読まれる仕組みなので、長くなりすぎたら別ファイルに分割するのが安全。公式の Best Practices にも「短く・人間が読める長さに保つ」と書かれている。
  3. 「禁止事項」だけ並べた … 「〜しないで」ばかりだと、Claudeはやってもいいことの判断に迷う。「これはやって・これはやらないで」をペアで書く と動きが安定する。「コードを書かないで」より「コードは書かず、手順だけ箇条書きにしてください」のほうが伝わる。
  4. ファイル名に小文字が混入 … 最初は Claude.md という名前で作ってしまい、「読まれない、なぜ?」と30分溶かした。正しくは すべて大文字の CLAUDE.md(拡張子の .md だけ小文字)。Mac・Linux など大文字小文字を区別する環境では、一文字でもケースが違うと完全に別ファイル扱いで無視される。リネームしただけで動いた。

使ってみての正直な感想

CLAUDE.md を作る前と後で、Claudeとの会話の冒頭5分が完全に消えた。
「いつもの前提を伝える時間」が0になっただけで、いきなり本題に入れる。

書くのに迷ったら、「直近3回、Claudeに同じ注意をしたこと」をそのまま書き写す のがいちばん早い。
それは「私が毎回伝えたいルール」の動かぬ証拠だから。

3回同じことを言ったら、ファイルに書く。3歳児に同じ質問をされ続けた育児ベテランの先輩が言ってたやつだ。
Claudeも、3歳児だったらしい。


関連リンク


この記事について

本記事はAI支援を経て作成しているため、内容に誤りが含まれる可能性があります。実行前に公式ドキュメントをご確認ください。
情報は2026-04-24時点でのものです。Claudeの機能は頻繁に更新されるため、最新情報はAnthropic公式サイトをご参照ください。
本記事の内容は筆者個人の学習過程であり、いかなる保証もするものではありません。

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