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  • モデルの種類 ー Opus・Sonnet・Haiku、3つもある理由が今日わかった

    モデルの種類 ー Opus・Sonnet・Haiku、3つもある理由が今日わかった

    あれ、これだったのか

    「Opus・Sonnet・Haiku……何それ、全部 Claude じゃないの?」

    最初に聞いたとき正直そう思いました。「ひとつのAIに3種類もいる」ということの意味が、しばらく理解できなかった。でも使い始めたら、「あ、これは車でいうと排気量が違う感じか」と腑に落ちた。今日はその「腑に落ちたポイント」をそのまま書きます。


    結論マップ(ビフォー/アフター)

    改善前(Before)改善後(After)
    Opus・Sonnet・Haiku の違いが謎「速さ重視か、賢さ重視か」で選べるようになった
    とりあえず一番上(Opus)を選んでいたタスクに合わせて自動切り替えができる
    モデルの切り替え方がわからなかったチャット画面の1ステップで変えられると知った

    何の役に立つのか

    Claudeのモデルは現在3種類あります。それぞれ「得意なこと・速さ・コスト」が違います。

    3モデルの比較表

    項目Opus 4.7Sonnet 4.6Haiku 4.5
    ひとことで言うと最高の賢さ速さと賢さのバランス型圧倒的な速さ
    向いているタスク複雑な推論・長文分析・コード生成日常の質問・要約・翻訳・普通の作業短い質問・リアルタイム会話・繰り返し作業
    応答速度普通(じっくり考える)速い最速
    コンテキストウィンドウ100万トークン(約55万語分)100万トークン(約75万語分)20万トークン(約15万語分)
    API料金(入力)$5/100万トークン$3/100万トークン$1/100万トークン
    知識の新しさ2026年1月まで2025年8月まで2025年2月まで

    補足:「コンテキストウィンドウ」とは、Claudeが一度の会話で読み込める情報量のこと(「トークン」=テキストの最小単位で、日本語1文字 ≈ 1〜2トークン程度)。数字が大きいほど、長い文章やファイルをそのまま渡せます。「本を丸ごと読み込ませたい」という場合はここが重要——なのですが、普通のチャットでは気にしなくて大丈夫です(本1冊を毎日渡す人は多くない)。


    1モデルずつ、もう少し詳しく

    Opus 4.7 — 「頭のいい先輩」

    「Anthropicが出せる中で一番賢いモデルを使いたい」という場面向け。

    複雑な推論・コーディング・長文の分析・細かい指示への対応——こういった「一発で正確に仕上げてほしい」ときの選択肢です。応答は「速い」というより「丁寧」という感覚。考えてる感がある。「え、そんなに時間かかるの」と思ったことが2〜3回ありましたが、出てきた答えがちゃんとしていたのでまあよしとしています。

    API(開発者向け)での料金は入力 $5/100万トークン・出力 $25/100万トークン。チャットプランのユーザーには直接の料金換算はありませんが、「使用量が多い=Opusを使いすぎた」ということはあります。


    Sonnet 4.6 — 「頼れる同僚」

    「ほとんどの場面でこれを選べば間違いない」のがSonnet。

    速さもあって頭もいい。一番使いやすいポジション。「熱すぎず冷たすぎず、ちょうどいい」——イギリスの童話でゴルディロックスという少女が3匹のくまのおかゆを試して「これがちょうどいい」と言ったように、Sonnetはそういうポジションです。知らない人には「なんか例えが出てきた」で読み飛ばしてもらってOKです。

    Coworkでのデフォルトモデルも現在Sonnet 4.6です(このブログも全部これで書いています)。API料金は入力 $3/100万トークン・出力 $15/100万トークン。


    Haiku 4.5 — 「速攻で返すバイト君」

    「とにかく速く答えてほしい・シンプルな質問を大量にこなしたい」という場面向け。

    「今日の天気は?」「この単語の意味は?」「このメールの要点を3行で」——こういうシンプルなタスクで真価を発揮します。API料金は入力 $1/100万トークン・出力 $5/100万トークン。圧倒的に安い。

    ただし、コンテキストウィンドウがOpus・Sonnetの 1/5(20万トークン)なので、長〜い文書を渡すのには向かない。「あれ、なんか途中で読めてない?」となったらHaikuを使っている可能性が高いです(経験談)。


    3つをどう使い分けるか

    迷ったら以下を参考にしてください。

    こんな場面おすすめ
    複雑なコードを書かせたい・長い文書を深く分析したいOpus 4.7
    普通に質問・要約・翻訳・記事執筆Sonnet 4.6
    短い質問・素早く返してほしい・API呼び出しがたくさんあるHaiku 4.5
    とりあえずどれを選べばいいか迷っているSonnet 4.6

    「どれを選べばいいかわからない」→ Sonnet、で9割は解決します。Opusはピンポイントで「これはちゃんと考えさせたい」ときに切り替える、というスタイルが一番効率的だと思っています。


    チャット画面でのモデル切り替え方

    claude.aiの画面では、チャット入力欄の上(またはモデル名が表示されている箇所)をクリックするとモデルを切り替えられます。

    切り替え方:

    1. claude.ai を開く
    2. チャット画面の上部にあるモデル名(例:「Claude Sonnet 4.6」)をクリック
    3. ドロップダウンから使いたいモデルを選ぶ
    4. そのまま会話を続ける(切り替えは即反映)

    「え、こんな簡単に変えられたの」——と思ったあなた、私もそうでした。最初の1週間、ずっとデフォルトのままで使っていた(もったいなかった)。


    こう書いたら動いた

    モデルをOpus 4.7に切り替えて試した質問例です。

    このPythonコードを読んで、以下を教えてください:
    1. このコードが何をしているか(初心者向けに説明)
    2. 処理速度を改善できる部分はあるか
    3. エラーが起きやすい部分と、その対策
    [コードをここに貼り付ける]

    💡 ポイント: Opusに「初心者向けに説明」+「改善案」+「エラー対策」を同時に頼むのは、Opusの複合推論能力を活かすのに向いています。Haiku に同じことを頼むと、回答が表面的になることがあります。


    引っかかりやすいポイント


    • 「Opusが一番賢いから常にOpusを使うべき」は違う: タスクに見合ったモデルを使うのが正解。単純な質問にOpusを使うのは、宅配便を頼むのに飛行機をチャーターするような話です(多少大げさですが)。



    • 「API料金=チャットの料金」と思っていた: 表にある $5・$3・$1 はAPI(開発者が直接呼び出す用)の料金。Free・Pro・Max・TeamなどのチャットプランユーザーはAPIを直接使っているわけではないので、この数字が直接請求されるわけではありません。「使用量の消費の速さ」としてイメージするとよい。



    • 「Haiku 4.5 のコンテキストウィンドウは20万トークン」: Opus・Sonnetの1/5です。長い文書(本1冊分など)を渡す作業にHaikuを選ぶと「コンテキスト超えた」エラーが出ることがあります。



    • 「知識の新しさがモデルによって違う」: Opus 4.7 は2026年1月まで、Sonnet 4.6 は2025年8月まで、Haiku 4.5 は2025年2月まで。「最新ニュースを聞きたい」ときはWeb検索機能と組み合わせて使うのが前提です。



    これが言いたかった

    日常の作業はSonnet、難しいことはOpus、とにかく速くはHaiku。これが基本の使い分けです。

    最初から「全部Opus」でも「全部Haiku」でも動きます。でも使いながら「あ、ここはもっと賢さが必要だ」「ここは速さだけでいい」という感覚がついてくる。そうなったら自然にモデルを切り替えるようになります。

    「そのうちわかるから、まずSonnetで全部試す」——これが正直一番おすすめのスタートです。私もそうしました。いまだにSonnetが一番よく使っています(気づいたらそうなっていた)。


    関連リンク

  • アンチグラビティ vs Cowork ー 「AIツール多すぎ問題」、整理したら見えてきたもの

    アンチグラビティ vs Cowork ー 「AIツール多すぎ問題」、整理したら見えてきたもの


    先に言っておく

    「アンチグラビティって何?」「CoworkってClaude Codeとどう違うの?」——最近こういう質問を自分の中でグルグルさせていた。

    AIコーディングツールが乱立しているのはわかる。でも名前が増えすぎて、どれがどのポジションなのかわからなくなってきた(Cursor、Claude Code、Devin、Antigravity……ニュートンが見たら泣くラインナップだと思う)。

    今回は「アンチグラビティ(Google Antigravity)」と「Cowork(Claude Cowork)」を並べて整理してみる。結論から言うと、対象ユーザーがまったく違うので、どちらが優れているというより「どっちが自分向きか」の話になる。


    結論マップ(比較表)

    比較項目Google AntigravityClaude Cowork
    提供元GoogleAnthropic
    ベースモデルGemini 3.1 Pro / FlashClaude Sonnet / Opus
    主なユーザーエンジニア・開発者非エンジニア・知識労働者
    インターフェースVS Code ベースのIDEデスクトップアプリ
    価格個人は無料(パブリックプレビュー)Claudeの有料プランに含む
    コンテキストウィンドウ200万トークンプランによる
    Claude Code連携プロキシ経由で利用可能Claude Codeがベース

    要するに何ができるか

    Google Antigravity とは

    Antigravity は Google が2025年11月に Gemini 3 と同時発表したエージェント型IDE(統合開発環境)。VS Code をベースに作られていて、AI が自律的にコードを書き・テストし・デプロイまで進めてくれる仕組みになっている。

    IDEというのはコードを書くための専用アプリのことで、Antigravity はそこに AI エージェントを組み込んだもの——要するに「AIが自分でコードを書いて動かしてくれるプログラマー向けツール」だ。説明しておいてなんだが、「それって私には関係ないのでは?」という感想が湧いてくる。まあ後半で復活するのでもう少し付き合ってほしい。

    特徴的なのは Manager Surface(マネージャー画面) という機能。複数のエージェントを同時に走らせて別々の作業を並行処理できる。「え、AIをAIが管理するの?」という感じで、もう私の出る幕がどこにあるのか正直よくわからなくなってきた。

    さらに .gemini/antigravity/brain/ というフォルダに学習内容を蓄積する「記憶システム」まである。AIが経験を積んで賢くなっていく……読んでいて「これ、AIの方が先に成長するやつじゃないか」と少しソワソワした。

    コンテキストウィンドウは200万トークン(2M tokens)で、大きなコードベース全体を一度に読み込んで理解できる。200万トークンがどれくらいかというと、文庫本にして約15〜20冊分のテキストが一度に読み込める量だ。個人利用は現在パブリックプレビューで無料。

    Claude Cowork とは

    Cowork は Anthropic が2026年1月にリリースしたデスクトップ専用の Claude 拡張機能。2026年4月に正式公開(GA)になったばかりの比較的新しいツールで、「あれ、こんな機能あったっけ」と思っている人もいるかもしれない。私もつい最近まで知らなかった(こちらも正直に言っておく)。

    Cowork が大きく違うのは、エンジニアじゃない人向けに設計されている点。資料作成、ファイル整理、リサーチ、メール処理——そういった「知識労働者の日常業務」を Claude が代わりにやってくれる。「AIにコードじゃなく仕事をさせる」という発想で、これは私にも関係ある話だ。

    コンピューター操作まで丸投げできる「コンピューターユース」機能があって、Claude がマウスをクリックしてアプリを開いて作業を進める……という動きが実際にできる。「え、画面を見ながら操作するの?」と思うかもしれないが、そう、そういうことだ。見ていて少し不思議な気持ちになる。

    スケジュールタスク機能を使えば、毎朝決まった時間に自動で仕事を進めることも可能。つまり「私が寝ている間にClaudeが仕事してる」状態を作れる(倫理的かどうかは一旦置いておく)。


    私が気になったポイント

    アンチグラビティで Claude Code が使える

    これを知ったとき「え、競合のツールで競合のツールが動くの?」と思った。AIツール業界、意外とおおらかだ。

    antigravity-claude-proxy というオープンソースプロジェクトを使うと、Antigravity のトークン(無料)を経由して Claude のモデルを Claude Code で使えるようになる。つまり「Anthropicの課金なしで Claude Code を走らせる」ことが可能になる。

    ざっくりした流れはこうだ:

    1. Antigravity IDE にログイン(Google アカウント)
    2. antigravity-claude-proxy start でプロキシサーバーを起動(ポート 8080)
    3. Claude Code の認証をリセットして、プロキシ経由で接続するよう設定する
    4. あとは普通に Claude Code として使える

    ……うん、手順だけ読むと「これエンジニアじゃないと無理では」というオーラを正直感じる。でも「無料で Claude Code を試したい」という需要には確実に刺さる話だ。私は試せる自信が4割くらいしかないが、情報として知っておいて損はない(残り6割は「諦める」で補完する)。


    こう書いたら動いた

    アンチグラビティ × Claude Code プロキシの設定例(settings.json の変更部分):

    {
      "apiBaseUrl": "http://localhost:8080",
      "apiKey": "antigravity-proxy-key"
    }
    

    💡 ポイント: apiBaseUrl を Antigravity プロキシのローカルアドレスに向けるだけで、Claude Code が Antigravity 経由のモデルに切り替わる。

    Cowork 側でのタスク指示例:

    フォルダ「議事録_2026」の中にあるMarkdownファイルをすべて読み込んで、
    「決定事項」「保留事項」「次回アクション」の3列で一覧表をExcelに出力して。

    💡 ポイント: Cowork は「自然言語で結果を頼む」スタイル。ファイルの読み書きからExcel出力まで一気通貫で処理できる。「どのフォルダ?」「どのファイル形式?」を省いた雑な頼み方でも意外と動いてくれる。


    引っかかりやすいポイント


    • Antigravity はエンジニア向け、Cowork は非エンジニア向け:ここを間違えると「使いにくい」と感じる原因になる。Antigravity でコードを書かずにファイル整理をしようとするのは、スーパーカーで渋滞の商店街を走るようなもの——速さが一切活かせない。



    • Cowork はウェブ版・スマホでは使えない:デスクトップアプリ(macOS か Windows)が必要。「ブラウザから Claude にアクセスするだけでいいや」と思っていると、Cowork の機能はまるごと使えない。私もデスクトップアプリを入れるまで Cowork の入口が見つからず少し迷ったので、「アプリが先」と覚えておくといい。



    • プロキシ経由の Claude Code はあくまで「非公式連携」:Antigravity の利用規約の変化や、プロキシの仕様変更でいつでも動かなくなる可能性がある。本番業務に使うのはリスクがあるので注意。「無料だからといって全力依存するのは危ない」という話は、人間関係にも通じるものがある気がする(話が逸れた)。



    今日のまとめ

    おすすめ対象
    Google Antigravityコードを書く人・複数エージェントを並行で動かしたい人・Gemini ベースで開発したい人
    Claude Coworkコードを書かない人・業務自動化をしたい人・ファイル整理や資料作成を Claude に任せたい人
    Antigravity × Claude Code無料枠で Claude Code を試したい開発者・両方のツールをうまく組み合わせたい人

    私は非エンジニアなので、日常的に使うのは Cowork の方が合っている。でも「Antigravity でも Claude Code が動く」という話は純粋に面白かった。世界が広がる感じがした——まあ、「広がった世界を私が使いこなせるか」はまったくの別問題なんだけれど(現実逃避)。


    関連リンク


    この記事について

    本記事はAI支援を経て作成しているため、内容に誤りが含まれる可能性があります。実行前に公式ドキュメントをご確認ください。
    情報は2026-04-20時点でのものです。Claudeの機能は頻繁に更新されるため、最新情報はAnthropic公式サイトをご参照ください。
    本記事の内容は筆者個人の学習過程であり、いかなる保証もするものではありません。

  • Computer Use ── 「え、PC操作まで代わりにやってくれるの」試してみた

    Computer Use ── 「え、PC操作まで代わりにやってくれるの」試してみた


    先に言っておく

    Claudeに「今の画面を見て、そのボタンをクリックしておいて」と頼めるとは、去年の私には想像もできなかった。正直、思い上がりにもほどがある機能だと思っていた(失礼なことを言っている自覚はある)。

    でも、できる。しかも今のCoworkなら、普通の会話の延長でそれが実現してしまう。すごい話をしてますよ、これ。

    「え、これって最初からできたの?」と思うかもしれない。私もそう思った。実は、Windowsで使えるようになったのは2026年4月のことで、ほんとうに最近の話だ——つまり去年の私が知らなかったのは全く正当な理由があった。正当化したかっただけとも言う。


    結論マップ(ビフォー/アフター)

    現状(Before)改善後(After)
    状況を言葉で説明しなければならないClaudeが画面を見て状況を把握できる
    全操作を自分でこなすクリック・入力をClaudeに任せられる場面が増える
    「ここをクリックして」が伝わるか不安Claudeが座標を判断して直接操作できる

    これが本体——要するにどういうこと?

    「Computer Use」とは、ClaudeがPCの画面を見て、マウス操作・キーボード入力・スクリーンショット撮影などを代わりにやってくれる機能のことだ。

    「……え、それって人間がやることじゃないの?」という感想、わかります。私も全く同じこと思いました。

    CoworkでClaudeに「スクリーンショットを撮って」とお願いすると、内部的には mcp__computer-use__screenshot(=画面を撮影する仕組み)が動いて、今まさに映っている画面をキャプチャする。さらに、クリック(mcp__computer-use__left_click)や文字入力(mcp__computer-use__type)も使えば、Claudeが実際に画面上を操作することができる。なんか怖いですね(言いたかっただけです、ごめんなさい)。

    平たく言うと、「Claudeが画面を見て→どこを押すか判断して→代わりに押す」という流れだ。説明するのに1段落かかったのに、やってることを一言でまとめると「かわりにクリックする」だけなのが若干脱力する(でもすごい)。

    ただし、アプリの種類によって「触り方」に制限がある:

    • ブラウザ(Chrome, Edge など):画面を見ることはできるが、クリック・入力はできない(のぞき見だけOKな感じ)
    • ターミナルやVSCode:クリックはできるが、文字を打ち込むことはできない(半人前みたいな権限)
    • その他のアプリ(メモ帳など):制限なし、フルコントロール(やりたい放題)

    こうやって動かした——手順が思ったより少なくて拍子抜けした

    実際にCoworkでComputer Useを試す手順はこうだった:

    1. Coworkを開いて、Claudeに「スクリーンショットを撮って」と伝える
    2. Claudeが「このアプリにアクセスしていいですか?」と確認してくる(礼儀正しい)
    3. 「許可」を押すと、Claudeが画面をキャプチャして状況を把握してくれる
    4. 続けて「〇〇のボタンをクリックして」などと指示する

    これだけ。「え、設定とかインストールとか特になしで?」と私も思ったが、ほんとにこれだけだった。拍子抜け、というのが正直なところだ。

    ちなみにClaudeは「まずMCPや拡張機能が使えないか確認してから、Computer Useに移行する」という順番を守っている。偉い。SlackやGmailはMCPが使えるのでそちら優先、ウェブはChrome拡張経由、それ以外のデスクトップアプリだけComputer Useを出動、という段階制だ。「なんでもかんでも画面を覗いてるわけじゃない」のは、言われてみれば安心できる仕様で、ちゃんと考えられているなと思った(偉い、2回目)。


    試してみたプロンプト——こう書いたら動いた

    今開いているウィンドウのスクリーンショットを撮って、
    画面に何が表示されているか説明してください。

    💡 ポイント: 「今開いているウィンドウ」と具体的に指定すると、Claudeが迷わず目的の画面を確認しに行ってくれる。「開いてるやつ」では通じなかった(1回やらかした)。

    もう少し踏み込んだ例:

    メモ帳アプリを開いて、「今日のタスクリスト」というタイトルで
    新しいファイルを作成してください。

    これを試すと、Claudeがアプリへのアクセスを一つひとつ確認しながら進めてくれる。許可ボタンを押した瞬間に「あ、本当に動いてる……」という感覚があって、思わず声が出た。隣に誰かいたらちょっと恥ずかしかったと思う。

    「完全に理解しました」と言いたいところだが、正直まだ「すごい」という感想の方が大きい。動いたのでヨシ! とだけ言っておく。


    引っかかりやすいポイント——最初でつまずいた3つ


    • アプリごとに毎回許可が必要:Claudeが「このアプリにアクセスしていいですか?」と確認してくる。確認するまで使えるかどうかわからない——シュレーディンガーのアクセス権限、とでも言えばいいか。セキュリティ上の設計なので理屈はわかるのだが、最初の数回は「またか…」とはなる(すぐ慣れます)。



    • ブラウザ操作は別の仕組みが必要:ChromeやEdgeは画面の確認はできるが、クリックや入力はできない。「じゃあブラウザで代わりに操作してよ!」という気持ちになるのは当然だが、そのためには「Claude in Chrome」という別の拡張機能が必要になる。世の中そんなに甘くない(次の記事の伏線として置いておく)。



    • センシティブなアプリでは使わない方がいい:AnthropicもResearch Preview(試験運用中)と明記している機能なので、銀行アプリや個人情報を扱うサービスでの使用は現時点では推奨されていない。「なんでも任せよう!」という気持ちはいったん保留で。



    これが言いたかった

    冒頭で「去年の私には想像もできなかった話だ」と書いたが、Windowsへの対応が始まったのは本当についこの前(2026年4月)のことだ。だから去年の私が知らなかったのは正当な理由がある。2回目の正当化ですが、今度こそ本当です。

    まだResearch Previewなので完璧ではない。操作が遅いこともあるし、センシティブなアプリでは使えない制限もある。でも「自分でやらなくていい」という選択肢が増えた感覚は、思ったより大きかった。正直、「知らなかった3年間を返してほしい」くらいの気持ちになりかけた(Windows対応が始まったのは先月なので、3年はさすがに言いすぎた)。

    最初に「できるとは思っていなかった」と書いたのに、今は「次は何を任せられるんだろう」と前のめりになっている自分がいる。

    これ、困るやつですよね(期待の方向で、ですが)。


    関連リンク