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  • Claude Opus 4.7 ー 同じ料金のままなのに、Claudeの口数まで変わっていた

    Claude Opus 4.7 ー 同じ料金のままなのに、Claudeの口数まで変わっていた


    軽い気持ちでポチッとしたら、Claudeの口数まで変わってた

    軽い気持ちでモデル選択を押した日の話だ。Opus 4.6 で別に困っていなかった私が、Opus 4.7 を選ぶ気になったのは料金が据え置きと聞いたから。「ならとりあえず変えとくか」くらいのテンションでクリックした。

    その日からClaudeの返事の温度がうっすら違って、絵文字は減り、相づちは消え、代わりに「いま3ファイル目を直しています」と進捗を勝手に喋り始めた。料金は同じなのに、人格設定だけ更新されたみたいな違和感だった。


    結局Opus 4.7は何が変わったのか

    Opus 4.7 は、Anthropicが2026年4月に出した最新のClaude最上位モデル。私が4月20日に書いた「モデルの種類 ー Opus・Sonnet・Haiku、3つもある理由が今日わかった」の「Opus」枠が、4.6から4.7に世代交代したと思えばいい。役割は前と同じで「いちばん難しい仕事を任せる脳」担当。違うのは、その脳の作りと気質。

    ざっくり言うとこういう違いがある。

    項目Opus 4.6(前世代)Opus 4.7(いまここ)
    料金(1Mトークンあたり)入力$5 / 出力$25入力$5 / 出力$25(据え置き)
    コンテキストウィンドウ1M(拡張モード)1Mがネイティブ標準
    思考レベル(effort)low / medium / high / maxxhigh が新設(high と max の間)
    指示への忠実さわりと緩く解釈してくれる書いた通りに、文字通り動く
    文章のトーン相づち多め・絵文字多め端的・絵文字少なめ・進捗を逐次報告
    画像の最大解像度1568px(約1.15MP)2576px(約3.75MP)

    「料金は同じ・コンテキストは1Mが標準・思考レベルは1段増えた・口は固くなった」と覚えておけば、まず外さない。


    裏側でAnthropicが何を仕込んだのか

    Opus 4.7 の中身でいちばん面白いのは、トークナイザー(文章をAIが読める単位に切り分ける仕組み)が新しくなった点だと思う。同じ日本語の文章を渡しても、4.6に比べて最大1.35倍のトークン数を消費する。「料金は同じ」と言いつつ、ここだけは静かに変わっている。請求額が思ったより伸びる人もいるはずなので、長文を毎日投げる用途の人は最初の数日で実費を見ておいた方がいい。

    ベンチマーク的には、Anthropicが社内で行った93タスクのコーディング評価で、4.7 は 4.6 より13%多くタスクを解いたそうだ。CursorBench という「AIが本当に実用コードを書けるか」を測る指標では、70%(4.6 は58%)。数字だけ見ると派手じゃないが、コードの世界で12ポイント差は「壁を1枚抜けた」感覚に近い。私のような非エンジニアが一番恩恵を受けるのは、長い指示書をちゃんと最後まで守ってくれるようになったところ。4.6 は途中で「ここは省略していいだろう」と気を利かせてしまうことがあった。4.7 は気を利かせない。書いた通りにやる。良くも悪くも。


    切り替え手順(CoworkとClaude Codeで別々に)

    私が実際に切り替えたときの手順を書いておく。Coworkとデスクトップは別々に設定する必要があることに気づくのに5分かかった。

    1. Coworkの場合:チャット画面右下のモデル名(「Opus 4.6」と書いてある場所)をクリック、リストから「Opus 4.7」を選ぶ
    2. Claude Codeの場合:ターミナルで claude --version を打って v2.1.111以上であることを確認する。古ければ npm i -g @anthropic-ai/claude-code でアップデート
    3. Claude Codeの設定で /model opus と打つ(または ~/.claude/settings.json"model""claude-opus-4-7" に書き換える)
    4. APIを直接叩いている人(Claudeを自分のプログラムから呼び出している人)は、モデルIDを claude-opus-4-6 から claude-opus-4-7 に書き換える。Enterprise(法人向けの上位プラン)の従量課金とAPI利用者は、2026-04-23から自動でデフォルトが4.7に切り替わっているので、明示してなければ既に4.7を使っている可能性が高い
    5. (任意)思考をさらに深くしたいときは effort(思考の深さレベル。ざっくり言うと「どのくらい時間をかけて考えるか」のダイヤル)を xhigh に設定する。私はやめた。1リクエストの待ち時間が体感で2倍になった

    ProとMaxプランの普通のチャット利用なら、ステップ1と3だけで終わる。


    実際に投げたプロンプトと、返ってきた違い

    切り替え前後で同じプロンプトを投げて比較してみた。架空の「町内会のお知らせ」を直してもらう設定。

    あなたは校正者です。以下の文章の冗長な表現を3箇所だけ削ってください。
    理由は付けず、修正後の文章だけを返してください。
    【元の文章】
    このたび、当町内会では、夏祭りに関する大変重要なお知らせを
    皆様にお伝えさせていただきたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

    Opus 4.6 の返事(要約): 「もちろんです!😊 以下、ご提案の修正です。理由も少し添えてお伝えします(後略)」

    Opus 4.7 の返事: 「夏祭りに関するお知らせをお伝えします。」

    違いがすべてここに出ている。「理由は付けず」「修正後の文章だけ」と書いた指示を、4.7 は文字通り守った。4.6 は気を利かせて理由も足した。どちらが正解、ではなく「4.7 は書いた通りに動く」ことを知っておかないと、急に冷たくなったように感じてしまう。


    つまずいた点・知っておいた方がいいこと

    私が乗り換え初日にぶつかった3つを置いておく。

    • 「やわらかく書いてくれる」前提のプロンプトが急に冷たく感じる: 4.6で動いていた「お疲れ様です。〜していただけますか?」のような遠回しな指示を、4.7 は「で、何を?」と最短距離で返してくる。プロンプトの書き方を「お願い」から「指示」に変えるとちょうどよくなる
    • トークン課金が静かに膨らむ: 同じ会話量でも消費トークンが2〜3割増える月がある。月初に「あれ、いつもより多い」と思ったらまずトークナイザー変更を疑う。Anthropicの管理画面で前月比を見ておくと精神衛生上いい
    • APIを直接呼んでいる開発者は破壊的変更に注意: Opus 4.6 のレスポンス形式に合わせて作ったコードがそのままでは動かないケースがある。公式アナウンスに「breaking changes」と明記されているので、API経由で本番運用している人は、まず開発環境で動作確認してから本番を切り替えること(私のような非エンジニアのチャット用途では、この心配はない)

    同じ料金で性格が変わった、と思って付き合う

    Opus 4.7 への乗り換えは、お金の話としてはノーリスク(料金据え置き)、使い勝手の話としては一度の慣らし運転が必要、というのが私の結論だ。指示は文字通り、相づちは控えめ、画像は高精細、思考は1段深くできる。Opus 4.6 が「気の利く先輩」だったとすれば、4.7 は「言われたことを正確に最短距離で仕上げる職人」に世代交代した感じ。

    ちなみにAnthropicの「Sonnet」と「Haiku」も4.6・4.5世代にいて、3つ並べて使い分ける構図は変わっていない。私は「重い思考は4.7、毎日の雑談は Sonnet 4.6、急ぎは Haiku 4.5」を続けながら、Opus 4.7 の冷たさにじわじわ慣れているところ。

    「優しい返事が恋しくなったら4.6に戻すボタン、ないかな」とは1回だけ思った。が、たぶん戻さない。仕事を頼む相手としては、4.7 の方が信用できる


    関連リンク


  • コンテキストウィンドウ ー Claudeの「同時に覚えていられる量」、知らずに使ってた

    コンテキストウィンドウ ー Claudeの「同時に覚えていられる量」、知らずに使ってた

    「会話、なんで急に重くなるの?」の正体

    Claude と長く話していると、ある日突然「あれ、Claude のレスが遅い」「さっき貼ったコードの話、忘れてない?」と感じる瞬間が来る。私の場合は、家計簿アプリの相談を1時間続けたあと、急に Claude が「先ほどの企画書とは?」と聞き返してきて凍った。

    私はずっと「Claude が眠いのかな」くらいに思っていた。違った。コンテキストウィンドウという、ちゃんと名前のついた天井があった。中世の貴族が「うちの家紋にはちゃんと意味があるのよ」と言うのと同じくらい、ちゃんと名前のついた話だった。

    💡 「メモリ機能」とは別物。コンテキストウィンドウは「今のこの会話で、いっぺんに見渡せる量」の話。


    結論マップ(ビフォー/アフター)

    場面知る前の私知った後の私
    会話が重くなったとき「Claudeが疲れた」と思ってリロード「窓が満員」と気づいて /compact
    モデル選びなんとなく Sonnet長文を渡す日は 1M 対応のモデル
    長いPDFを貼るとき全部コピペして Enter何トークン乗るか想像してから渡す

    「Claudeの脳みそ」じゃなくて「Claudeの机の広さ」だと思うと、わりと一発で腑に落ちる。


    コンテキストウィンドウって、要は何

    公式ドキュメント(Claude API Docs の “Context windows”)の説明を私の言葉に砕くと、こうなる。

    コンテキストウィンドウ:1回のやり取りで Claude が同時に見ていられる文章量の上限。単位は「トークン」。

    トークン、というのが最初の壁だった。「文字数とほぼイコール、でも完全には一致しない単位」だと思っておけば日常使いには十分。英語だと「1トークン ≒ 0.75単語」(Anthropic 公式の言い回し)、日本語だとひらがなや漢字 1〜2文字くらいで 1トークンになる、というぼんやりした感覚で困ったことはない。

    💡 ポイントは「メモリ機能」との切り分け。Claude には会話を超えて覚えておく メモリ や、プロジェクト内で永続する CLAUDE.md がある。コンテキストウィンドウは、そのうち「今このターンで、Claudeの目の前に並んでいる紙の枚数」のほうを指す。

    机の広さの話なので、新しい会話を始めれば、当然リセットされる。連休明けの机が綺麗に戻っているのと同じ理屈で、これに毎回ちょっと安心している。


    モデルごとの容量(2026-04-29 時点)

    ここが今回いちばん調べる甲斐があった。直近の公式情報(Anthropic 公式ブログ・Claude API Docs・サポート記事)を並べる:

    モデル標準のコンテキストウィンドウ1Mトークン対応
    Claude Opus 4.7200K トークン対応(GA)
    Claude Opus 4.6200K トークン対応(GA)
    Claude Sonnet 4.6200K トークン対応(GA)
    Claude Sonnet 4.5 / Sonnet 4200K トークンベータあり、2026-04-30 で終了
    Claude Haiku 4.5200K トークン非対応(標準のみ)

    ポイントは2つ。

    1. 「標準は 200K」が共通の床。雑に「Claudeのウィンドウ=200Kくらい」と覚えておけば、9割の会話には足りる。Anthropic 公式のヘルプセンターにも「200K トークンは英語でだいたい 500ページ分のテキスト」と書かれていて、500ページの本を一気に渡せる机だと思うと結構広い。
    2. 1M(100万トークン)に伸ばせるモデルがある。長いコードベース・大きな PDF を一発で読ませたい日に効く。ただし Sonnet 4.5 / Sonnet 4 のベータ枠は 2026-04-30 で店じまい。明日。引っ越し蕎麦が間に合うか怪しいタイミングなので、長文常連の人は 4.6 系へ移すのが穏当。

    💡 「200K で 500 ページ」の感覚は、文学全集の片手で持てるほうの巻 1冊ぶん、と覚えると忘れない。私が文学全集を所有しているかは、また別の話。


    実感する:トークンを数えてみる小ネタ

    たとえば架空の家計簿プロジェクトで、レシート画像のテキスト起こしと、3ヶ月分の取引明細CSV と、自分が書いた要件メモをまとめて渡したい、とする。Anthropic が公開しているトークン計測 API(anthropic.messages.count_tokens、Pythonクライアントの場合)は、こんな感じで呼べる:

    from anthropic import Anthropic
    client = Anthropic()
    response = client.messages.count_tokens(
    model="claude-opus-4-7",
    messages=[{
    "role": "user",
    "content": "(ここに渡す予定の長文テキストをまとめて入れる)"
    }],
    )
    print(f"このメッセージは {response.input_tokens} トークン使います")

    💡 上のコードは API を直接叩く人向け。私みたいに Cowork で雑談しているだけのユーザーは、「あれ、長くなったな」と思ったタイミングで /compact で十分。料金メーターが見えるレストランがあったら見てしまうけれど、伝票が来てから払うのでもだいたい間に合う、というのに近い。


    ここで止まりそうなポイント

    • 「広い=必ず賢い」ではない:コンテキストが広くても、奥に置いた情報ほど Claude が見落としやすくなる現象(NVIDIA の RULER ベンチマークなどで指摘されている “lost in the middle”)はある。Claude は他社モデルより劣化が緩やかとはいえ、原理的にゼロではない。要は、机が広くても端っこの紙は見落とすことがある。重要な指示は会話の冒頭か直前に置く、が安全
    • メモリ機能と混同しない:「Claude が私のことを覚えてる」のはメモリや CLAUDE.md の話で、これらは別予算。コンテキストウィンドウは「今このターンの机の広さ」だけを指す。机を片付けても、引き出し(メモリ)にしまった付箋は残る
    • コードを丸ごと貼ると一気に減る:私は最初、500行のPythonファイルを4つ貼って「Claudeが急に物忘れした」と慌てた。長いコードはトークンを食う(コメントもインデントも全部数えられる)。該当箇所だけ貼るを徹底するだけで、机がだいぶ広く保てる
    • /compact は「圧縮」、/clear は「全消し」:以前の記事で書いたが、長くなった会話を畳むなら /compact(要約して机を片付ける)、思いきってリセットするなら /clear。コンテキストウィンドウの観点ではどちらも机を空ける動作

    まとめ

    コンテキストウィンドウは Claude が一度に見ていられる文章量の上限で、ほとんどのモデルは 200Kトークン、最新の Opus 4.7 / Opus 4.6 / Sonnet 4.6 は 1Mトークンまで広げられる。Sonnet 4.5 / Sonnet 4 の 1M ベータは 2026-04-30 で終了するので、長文派は 4.6 系への乗り換えを検討する頃合い。

    私が次にやりたいのは、同じ長い PDF を Sonnet 4.6(200K運用)と Opus 4.7(1M運用)の両方に投げて、端っこに仕込んだ重要な一文をどっちが拾うかを見比べること。机を広げたぶん端っこの紙が読まれにくくなる、という話の真偽を、自分の目で確かめたい。

    「なんとなく重くなったらリロード」を卒業して「机がいっぱい? じゃあ片付けよう」と言える側に回るだけで、Claude との会話の体験はだいぶ静かで気持ちよくなる。少なくとも私は、Claude を眠そうな新人だと誤診するのをやめられた。


    関連リンク(一次情報)

  • モデルの種類 ー Opus・Sonnet・Haiku、3つもある理由が今日わかった

    モデルの種類 ー Opus・Sonnet・Haiku、3つもある理由が今日わかった

    あれ、これだったのか

    「Opus・Sonnet・Haiku……何それ、全部 Claude じゃないの?」

    最初に聞いたとき正直そう思いました。「ひとつのAIに3種類もいる」ということの意味が、しばらく理解できなかった。でも使い始めたら、「あ、これは車でいうと排気量が違う感じか」と腑に落ちた。今日はその「腑に落ちたポイント」をそのまま書きます。


    結論マップ(ビフォー/アフター)

    改善前(Before)改善後(After)
    Opus・Sonnet・Haiku の違いが謎「速さ重視か、賢さ重視か」で選べるようになった
    とりあえず一番上(Opus)を選んでいたタスクに合わせて自動切り替えができる
    モデルの切り替え方がわからなかったチャット画面の1ステップで変えられると知った

    何の役に立つのか

    Claudeのモデルは現在3種類あります。それぞれ「得意なこと・速さ・コスト」が違います。

    3モデルの比較表

    項目Opus 4.7Sonnet 4.6Haiku 4.5
    ひとことで言うと最高の賢さ速さと賢さのバランス型圧倒的な速さ
    向いているタスク複雑な推論・長文分析・コード生成日常の質問・要約・翻訳・普通の作業短い質問・リアルタイム会話・繰り返し作業
    応答速度普通(じっくり考える)速い最速
    コンテキストウィンドウ100万トークン(約55万語分)100万トークン(約75万語分)20万トークン(約15万語分)
    API料金(入力)$5/100万トークン$3/100万トークン$1/100万トークン
    知識の新しさ2026年1月まで2025年8月まで2025年2月まで

    補足:「コンテキストウィンドウ」とは、Claudeが一度の会話で読み込める情報量のこと(「トークン」=テキストの最小単位で、日本語1文字 ≈ 1〜2トークン程度)。数字が大きいほど、長い文章やファイルをそのまま渡せます。「本を丸ごと読み込ませたい」という場合はここが重要——なのですが、普通のチャットでは気にしなくて大丈夫です(本1冊を毎日渡す人は多くない)。


    1モデルずつ、もう少し詳しく

    Opus 4.7 — 「頭のいい先輩」

    「Anthropicが出せる中で一番賢いモデルを使いたい」という場面向け。

    複雑な推論・コーディング・長文の分析・細かい指示への対応——こういった「一発で正確に仕上げてほしい」ときの選択肢です。応答は「速い」というより「丁寧」という感覚。考えてる感がある。「え、そんなに時間かかるの」と思ったことが2〜3回ありましたが、出てきた答えがちゃんとしていたのでまあよしとしています。

    API(開発者向け)での料金は入力 $5/100万トークン・出力 $25/100万トークン。チャットプランのユーザーには直接の料金換算はありませんが、「使用量が多い=Opusを使いすぎた」ということはあります。


    Sonnet 4.6 — 「頼れる同僚」

    「ほとんどの場面でこれを選べば間違いない」のがSonnet。

    速さもあって頭もいい。一番使いやすいポジション。「熱すぎず冷たすぎず、ちょうどいい」——イギリスの童話でゴルディロックスという少女が3匹のくまのおかゆを試して「これがちょうどいい」と言ったように、Sonnetはそういうポジションです。知らない人には「なんか例えが出てきた」で読み飛ばしてもらってOKです。

    Coworkでのデフォルトモデルも現在Sonnet 4.6です(このブログも全部これで書いています)。API料金は入力 $3/100万トークン・出力 $15/100万トークン。


    Haiku 4.5 — 「速攻で返すバイト君」

    「とにかく速く答えてほしい・シンプルな質問を大量にこなしたい」という場面向け。

    「今日の天気は?」「この単語の意味は?」「このメールの要点を3行で」——こういうシンプルなタスクで真価を発揮します。API料金は入力 $1/100万トークン・出力 $5/100万トークン。圧倒的に安い。

    ただし、コンテキストウィンドウがOpus・Sonnetの 1/5(20万トークン)なので、長〜い文書を渡すのには向かない。「あれ、なんか途中で読めてない?」となったらHaikuを使っている可能性が高いです(経験談)。


    3つをどう使い分けるか

    迷ったら以下を参考にしてください。

    こんな場面おすすめ
    複雑なコードを書かせたい・長い文書を深く分析したいOpus 4.7
    普通に質問・要約・翻訳・記事執筆Sonnet 4.6
    短い質問・素早く返してほしい・API呼び出しがたくさんあるHaiku 4.5
    とりあえずどれを選べばいいか迷っているSonnet 4.6

    「どれを選べばいいかわからない」→ Sonnet、で9割は解決します。Opusはピンポイントで「これはちゃんと考えさせたい」ときに切り替える、というスタイルが一番効率的だと思っています。


    チャット画面でのモデル切り替え方

    claude.aiの画面では、チャット入力欄の上(またはモデル名が表示されている箇所)をクリックするとモデルを切り替えられます。

    切り替え方:

    1. claude.ai を開く
    2. チャット画面の上部にあるモデル名(例:「Claude Sonnet 4.6」)をクリック
    3. ドロップダウンから使いたいモデルを選ぶ
    4. そのまま会話を続ける(切り替えは即反映)

    「え、こんな簡単に変えられたの」——と思ったあなた、私もそうでした。最初の1週間、ずっとデフォルトのままで使っていた(もったいなかった)。


    こう書いたら動いた

    モデルをOpus 4.7に切り替えて試した質問例です。

    このPythonコードを読んで、以下を教えてください:
    1. このコードが何をしているか(初心者向けに説明)
    2. 処理速度を改善できる部分はあるか
    3. エラーが起きやすい部分と、その対策
    [コードをここに貼り付ける]

    💡 ポイント: Opusに「初心者向けに説明」+「改善案」+「エラー対策」を同時に頼むのは、Opusの複合推論能力を活かすのに向いています。Haiku に同じことを頼むと、回答が表面的になることがあります。


    引っかかりやすいポイント


    • 「Opusが一番賢いから常にOpusを使うべき」は違う: タスクに見合ったモデルを使うのが正解。単純な質問にOpusを使うのは、宅配便を頼むのに飛行機をチャーターするような話です(多少大げさですが)。



    • 「API料金=チャットの料金」と思っていた: 表にある $5・$3・$1 はAPI(開発者が直接呼び出す用)の料金。Free・Pro・Max・TeamなどのチャットプランユーザーはAPIを直接使っているわけではないので、この数字が直接請求されるわけではありません。「使用量の消費の速さ」としてイメージするとよい。



    • 「Haiku 4.5 のコンテキストウィンドウは20万トークン」: Opus・Sonnetの1/5です。長い文書(本1冊分など)を渡す作業にHaikuを選ぶと「コンテキスト超えた」エラーが出ることがあります。



    • 「知識の新しさがモデルによって違う」: Opus 4.7 は2026年1月まで、Sonnet 4.6 は2025年8月まで、Haiku 4.5 は2025年2月まで。「最新ニュースを聞きたい」ときはWeb検索機能と組み合わせて使うのが前提です。



    これが言いたかった

    日常の作業はSonnet、難しいことはOpus、とにかく速くはHaiku。これが基本の使い分けです。

    最初から「全部Opus」でも「全部Haiku」でも動きます。でも使いながら「あ、ここはもっと賢さが必要だ」「ここは速さだけでいい」という感覚がついてくる。そうなったら自然にモデルを切り替えるようになります。

    「そのうちわかるから、まずSonnetで全部試す」——これが正直一番おすすめのスタートです。私もそうしました。いまだにSonnetが一番よく使っています(気づいたらそうなっていた)。


    関連リンク